SDGsとは?
SDGs(エス・ディー・ジーズ)とは『持続可能な開発目標』
Sustainable(持続可能な)
Development(開発、発達、進展)
Goals(目標、目的)を略したものです。
SDGsは2015年9月の国連サミットにて、国連に加盟する193か国が2016年〜2030年の15年間に達成すると掲げた目標です。
SDGsの前身となったミレニアム開発目標(MDGs)
SDGsの前身となった
MDGs(エム・ディー・ジーズ)『ミレニアム開発目標』Millennium Development Goalsという目標が、2000年9月ニューヨークで開催された国連ミレニアム・サミットで掲げられました。
MDGsは2015年までに達成すべき8つの目標(貧困や飢餓の撲滅、エイズやマラリアの防止、ジェンダー平等推進と女性の地位向上など)を期限内で一定の成果をあげました。(その内容は後継となる2030アジェンダに引きつがれています。)
<MDGsの8つの目標>
ゴール1:極度の貧困と飢餓の撲滅
ゴール2:初等教育の完全普及の達成
ゴール3:ジェンダー平等推進と女性の地位向上
ゴール4:乳幼児死亡率の削減
ゴール5:妊産婦の健康の改善
ゴール6:HIV/エイズ、マラリア、その他の疾病の蔓延の防止
ゴール7:環境の持続可能性確保
ゴール8:開発のためのグローバルなパートナーシップの推進(
外務省ホームページより)
しかし、地球に大きな影響をもたらす温室効果ガス(二酸化炭素、メタン、一酸化二窒素、フロンガス)は先進国に加え、インドや中国などが中心に排出しているのが現状です。地球環境を守るために、世界の国々を先進国、途上国とに分けて考えるのではなく、地球上すべての国が取り組んでいかなければならないのです。
MDGsが8つのゴール、途上国への目標、21カ国へのターゲット、国連の専門家主導だったのに対し、
SDGsは17のゴール、全ての国の目標、169カ国へのターゲット、全国連加盟国で交渉、議論をし約3年をかけて生まれました。
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