自家製で美味しいサスティナブルフード
サスティナブルフード、ヴィーガンフードとして人気のや大豆ミート、大豆肉、代替肉(だいたいにく)は、現在、形状も様々で色々な国々のものを購入することができます。
しかし、物によっては意外と添加物が多かったり、臭みがあったり、好みの大豆ミートが見つからないと感じている人も多いのではないでしょうか。
私は市販の大豆ミート独特の臭みが苦手でしたが大豆ミートを手作りするようになり、大豆ミートが好きになりました。そして、おからはコスパ抜群の食材でお財布にも優しく、こんにゃくのおかげで腸活にもとてもよくヘルシーです。いいことたくさんです。
今、海外からも注目されている日本の食材「おから」と「こんにゃく」を使った自家製大豆ミート(おからこんにゃく)を作ってみませんか。材料も作り方も簡単です。
【自家製大豆ミート(おからこんにゃく)の材料】
・生おから 250g
・こんにゃく粉 38g(おからの15%)
・ぬるま湯 760cc(おからの3倍、こんにゃく粉に混ぜる。30度くらい)
・凝固剤 2g(水酸化カルシウム、今回はほたてカルシウム使用。こんにゃく粉の5%)
・水 100cc(凝固剤を溶くため、凝固剤1gあたり50cc)
・卵 1個(卵を使いたくない場合はとろろ60g)
☆上記の()内を目安にすると、おからを好きな分量で作ることができます。
【自家製大豆ミート(おからこんにゃく)の作り方】
水に凝固剤を入れ、よく溶かす。
凝固剤は強アルカリ性なので、粉が直接肌に触れたり、目に入らないように注意してください。もしも、手肌についた場合はよく洗い流してください。
水で溶かした凝固剤に卵を加えてきちんとよく混ぜます。
ここで卵をよく溶くために私はミルクフォーマーを使っています。
ミルクフォーマーは100円ショップでも購入できます。
ぬるま湯をボウルに入れ、泡立て器で円をかくようにぐるぐると水流を作りながら、そこに、こんにゃく粉を入れていきます。
泡立て器で作った水流の上にこんにゃく粉が流れるような感じで。
こんにゃく粉を入れたら、凝固剤と卵を合わせ手早く混ぜます。
凝固剤はすぐに粉が下に沈みやすいので混ぜながら流し入れます。
ここで長時間混ぜすぎると、凝固しにくくなります。
おからを加え、木べらやスパチュラで手早く混ぜます。
混ざり具合にムラがなくなった程度でOK。
すぐに魚のすり身のようになってきます。
ここでも、長時間混ぜすぎないこと。
容器や調理バットに入れ、表面を平にします。
30分〜1時間ほど置き、固め、馴染ませます。
時間を置いたら、取り出しやすいようナイフで切れ目を入れ、ヘラで取り出し、表面を手でなでて滑らかにします。
表面、断面がガサガサのままだと、茹でてる最中に崩れる原因になります。
今回、冷凍保存しやすいように棒状の形ですが、お好きな形で大丈夫です。
お湯を沸騰させた鍋に入れ、中火〜弱火の火加減で30分程茹でてアクを抜きます。
沸騰していない水に入れると崩れやすいので注意。
お湯で茹でることによって固く引き締まってきます。
茹で上がったらザルにあげて冷まします。
そのまま大豆ミートとして調理可能ですが、一旦、冷凍すると中の水分が抜けて引き締まった弾力のある食感がアップします。冷凍した場合は解凍してお使いください。
冷凍しない場合は、冷蔵保存で3日程以内で召し上がってください。
大豆ミートのおすすめ調理法
おすすめの調理は唐揚げです。
適当な大きさに切り、通常のお肉と同様に唐揚げの味付け等をし、衣をつけて揚げます。市販の唐揚げ粉も使えます。
お肉のように、中身に火が入らずに生焼けになることがないので、揚げ方はとても簡単です。衣がカリッと狐色になればOKです。
この、唐揚げの中の生焼けを全く気にしなくていいって、かなり楽です。
そして、冷めても美味しいです。
冷凍ぜずに使った場合は、ふんわり柔らかな食感です。冷凍すると、弾力とプリッとした感じが増すので、お好みで。
出来上がった大豆ミートを細かく刻んだり、フードプロセッサーにかけ、ミンチ肉のようにも使えます。
茹でるときに丸くして茹でると、ミートボールのように使えます。
唐揚げの他に
焼肉のタレを絡めて焼いたり、野菜炒めと一緒に、回鍋肉、スープ、カレー、シチュー、ハンバーグ、青椒肉絲、餃子、生姜焼き、ミートソース、チャーハン、オムライス等、使い方はお好み次第です!
(肉の味はしないので、ローストビーフのような使い方には向いていません。)
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