ほたてカルシウム(貝殻焼成カルシウム)水酸化カルシウムの使い方☆野菜洗浄で使ってみた

ほたてカルシウム(貝殻焼成カルシウム)水酸化カルシウムの使い方☆野菜洗浄で使ってみた

年間15万トンのホタテ貝殻が廃棄されている?

年間の帆立の生産量は約40万トン、そして、そこから廃棄される貝殻はなんと約15万トンほどになるのだそう。すごい量です。
そのホタテ貝を活用しているのが、ほたてカルシウム(貝殻焼成カルシウム)水酸化カルシウム。
帆立の貝殻からできているので天然素材で安心な素材。この粉を使って野菜洗浄ができるらしいので早速試してみました。

今回、私が購入したのは上の袋の写真のほたてカルシウム。ネットでこの一袋、500g 1000円ほどで購入できました。
パッケージに野菜洗浄と消臭スプレーの記載があります。
野菜洗浄は水1lにほたてカルシウムの粉を1〜1.5gとありますが、水1.5lくらいのほうがよく洗えそうだったので、今回は水1.5lにほたてカルシウム2g(約小さじ1)を入れて液を作ります。

入れて混ぜると、すぐに溶けます。
白く濁った感じです。

phを測ってみたら、市販のアルカリ水と同じようなph度でした。
右の黄緑が水道水、左の黒っぽいのがほたてカルシウム液です。
ph10を超えているので、強アルカリです。
なので、長時間素肌に触れていると荒れるので注意です。

早速、りんごを入れてみました。
このりんごは、お菓子用に皮まで安心して食べれるノーワックスタイプなので、あまり汚れていないと思ったのですが
、すぐに油?汚れ?が浮いてきて、ほたてカルシウムはホワホワと澱のようなものになって下の方へ沈んでいきました。汚れを吸着したということなのかな?
液の表面に浮いているのがハッキリ見えすぎてびっくり!

表面を水でよく洗い、ほたてカルシウム液を綺麗に流します。
指で触り比べてみると、洗った方はすべすべしてます。
洗う前のリンゴもすべすべと思っていたけど、こうして比べてみると、意外と汚れていたのがわかります。

次に、トマト。新しいほたてカルシウム液を作って入れてあります。
しかし、入れてすぐに液が黄ばんできてびっくりです。
昔、百貨店の実演販売でアルカリイオン水スプレーでミニトマトの汚れ落としを見てから、我が家でもアルカリイオン水スプレーを野菜に使っていましたが、ドボンとこうして浸けた方が綺麗になりますね。

ぬか床に入れる前のきゅうりも洗ってみました。
やはり、汚れが浮いてきました。
そして、5分ほど浸けたのですが、なんだかきゅうりがシャキッとしたような気がします。

そして、ちょうど、焼酎漬けにしようと思ってゲットしていた朝鮮人参が手元にあったので洗ってみました。
朝鮮人参はヒゲが大事なのですが、デリケートなのでガシガシ洗えないので、この洗い方はすごく便利です。

ほたてカルシウムは1100度の高温で焼いた天然素材の貝殻です。自然素材という安心感と廃棄されるものを再利用できているところ、そして、アルカリ水として洗浄や消臭など、色々使えて便利そうです。

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