日本の梨は追熟の洋梨とは違う
同じ「梨」とつくけど、日本の梨と洋梨は別もの。
洋梨(西洋梨)は、早めに収穫してそのあと熟させる追熟でその後甘くなります。
しかし、日本の梨は収穫したての新鮮なものが一番美味しい。洋梨のように追熟はしません。
日本の梨は、水分が多く(90%以上が水分)、収穫後からはどんどん乾燥が始まります。だから、収穫したてが一番みずみずしく美味しいのです。
なるほど、梨には乾燥が大敵ですね。
なので、乾燥を防ぎながら、美味しさもキープしながら上手に保存したほうがいいですね。
梨の保存は布巾と青果保存パック袋
<用意するもの>
・梨
・布巾(落ちワタふきんがおすすめ)
・青果の鮮度を保つ袋
<包み方>
1.布巾の中央に梨のヘタを上にして置く。
2.四方を折って包んでいく。
3.最後のベロの部分を中へ入れて
こんな感じで布巾包み完了。
4.包み終えた方(梨のヘタの方)を下にして保存袋に入れる。
梨は上のヘタ部分から水分が抜けます。なので、保存する時はヘタの部分を下に向け、布巾の厚みが重なった部分をクッションがわりにして保存するのがコツ。
そして、梨は下の方のお尻(ヘタと逆)の方が甘いので、逆さまに保存することによって、甘みが上から下へ移動し、全体的に行き渡るといわれてます。
5.なるべく空気を抜いて、口を閉じ、冷蔵庫の野菜室で保存。
水分が抜けた梨は、切った時に果肉内部の水分が抜け、スカスカで美味しくありません。
この一手間をかけた保存をすることによって、1週間後、切った時の梨断面の水分量が全然違います。
買ってすぐにこうして冷蔵保存するのが良いです。
ペーパータオルよりも布巾で包むのがおすすめ
ペーパータオルや新聞紙で包んでも良いのですが、水分が出た時に吸う力に限界が来ると紙自体がベチャベチャしてしまうと梨の傷みを早めてしまいます。
また、下にした設置面をなるべくふんわりとガードすることも大切です。紙よりも布の方が厚みがあって向いています。
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